2019.3.11
今日、東日本大震災から、8年が経ちました。
前回のブログでは、写真ばかりだったのですが、このブログは僕の言葉で埋め尽くします。
先日Youtubeで、2011.3.11の震災直後の様子を観ました。
やっぱり何度見ても、心が張り裂けます。
8年前の今日、被災された方々、亡くなった方へお悔やみ申し上げると同時に、心は共にあります、と僕は言います。
まず、いのります。こころから、いのります。
あの日亡くなった方、被災された方が少しでも癒されていること、そして生き残った僕らが少しだけ強くなっていることを。
時に僕は、目に見えなくなった存在のことを考える時、先の大戦の英霊の方々のこと、そして今日この日のことを、いつもいつも心に浮かべます。
今まで被災地のために何をやったか、どんな良い影響をもたらすことができたか、なんて、僕にはありません。
何度か募金をして、現地に行って直に被害の大きさと自然の脅威を感じ取っただけです。
それでも、僕の言葉で、僕の想いをこのブログを書くことをお許しください。
思い返すと、この日から、僕の自問自答の旅は始まりました。
そしてまだまだ道半ばです。
僕は2011.3.11 14:46 千葉県、千葉駅にいて、直に震度6を体感しました。
それはもう、本当に恐かった。
それはもう、本当に恐かった。
初めて死を目前にしました。
その時、僕は20代前半。
ただならぬ空気感を感じました。
あれ、今までの世界は何だったんだろう??
あたりまえがぶっ壊れたぞ?と。
僕の人生はどうすればいいんだ??
「前提が崩れてしまった。」
今までと同じ、自分が納得する人生の理想ではどうしても違う気がしてしょうがない。
そう強く思ったんです。
だって、どんな霊長類最強の存在でも、どんなハイテクな技術も、母なる大地の前では本当に無力だったのに、全部コントロールできると心底思い込んでいたから。
もちろん、コントロールできるときもある。でも、絶対じゃない。
そしてその時が、目の前に広がっていた。
生かされ、いただき、与えて、返して。
そのいのちのサイクルさえもなんにも、なーーーーんにも知らない。
なんで?あれも知らない。
なんで?これも知らない。
なんで何にも知らない?
もしかして知らされてない?
なんで????
なんで?????????
悔しいよ、悔しい。
そして早8年。
少しずつですが、勉強を重ね、様々ことが分かってきました。
命って何だ?
人って何だ?
原発って何だ?
なぜ原発が必要なんだ?
原発を捨てれないって何だ?
政治って何だ?
憲法って何だ?
大東亜戦争って何だ?
日本って国は何だ?
国って何だ?
世界平和って何だ?
幸せってなんだ?
つまり、この僕の人生とは何か?
どうするべきなのか?
こういうことを考えてきました。
Googleで調べれば、とっかかりの記事はすぐに見つかる。
でも、そこからなんですよ。
そこから自分の言葉になるまで、本当に時間がかかりました。
だって、てんでばらばらに見える上に書いた疑問は、全部つながってるんです。
そんな記事は、Googleのどこにもない。
探して探して自力で点と点を繋ぐものを見つけるしかない。
普通に、重いですよね。(ちなみに僕は重いという言葉がめちゃくちゃ嫌い。ここでは敢えて使いました。)居酒屋で話す話ではないです。
でも僕の心の基盤はいつもここにあります。
今日、この日は、僕たちにいつも警鐘を鳴らしてくれていると僕は受け止めます。
そしてこの先も、ずっと。
技術に浮かれんなよ、溺れんなよ?足元を、しっかりな。
些細な幸せをしっかり感じろよ。
感謝を毎日伝えろよ。
目に見えない存在が、僕らを動かしているんだぞ。
未来にツケを残すなよ。
もし読んでくれているあなたがとても若くて、この日のことを何も覚えていなくても、僕らはインターネットでいつでも映像を観ることができます。
そしてこの震災だけじゃない。
僕らのいのちが剥き出しになった事実は他にもたくさん、実際にあった。
この国が被災した数々の震災
大東亜戦争時の空襲、激戦地
第一次世界大戦から冷戦終了までのたくさんの映像
ちょうど100年前、映像が生まれました。
これらは、フィクションでもなんでもない映像なので、
現実とのギャップを突きつけてくれます。
すべてYoutubeで観ることができます。
もう、学べる土台は目の前にあるんです。
僕らは、この情報社会の中で、いつも自分のアイデンティティを探しています。
きっと、これらの映像は、あなたの心の奥に響くと僕は思います。
もし時間があれば、恐れずに観てみてください。
そして、もし興味があれば、以下の本は、とてもわかりやすく情熱を感じたので、恐れ多くもシェアさせていただきます。
壊れた地球儀の直し方 青山繁晴著 2016年
日本はなぜ、「基地」と 「原発」を止められないのか 矢部宏治著 2014年著
3月11日は、僕にとって被災者の方々に想いを馳せ、そして心の原点に戻る日です。
力強くまた旅路を始まるために。
いつか、会いましょうって最高の笑顔で手を振って。
自分だけの旅路に誇りを背負って、進むのです。
読んでくださって、本当に本当にありがとうございました。
Artrandom
各務
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