2019年5月1日水曜日

2019.5 目に見えないものは、ある。


僕の故郷を見下ろして

こんにちは。

Artrandomの各務です。



君、元気ですか?

僕は元気です。日本食を噛み締めています。美味い。



10連休は楽しまれてますか?


楽しまれているなら、何より。


働いている方は、素晴らしいです。ありがとうございます。




しかし今年のGWは、流石にやりすぎだと感じます。

公共機関や為替市場が10日も休みなんて、国として狂ってると思うのは僕だけでしょうか。





何はともあれ、本日より新元号「令和」の始まりでございます。

改元。
(僕の予想した「快睛」ではなかったですが笑)



慶祝。



やはり自分は日本人なんだなと感じます。

元号というのは日本古来1600年以上前からの独特の暦の刻み方で、

英語にしたら ERA としか訳せないのですが、

それを心から新鮮に迎えることができる僕の心はまさにそれなんだと、

フィリピンから帰って来て、より思うのです。



さあ、令和時代の始まりです。


どんな時代にしてやりましょうか。


創るのは、まさに僕ら世代。


楽しみだね。


君、愛に溢れた素晴らしい時代を一緒に創ろうぜ。






先ほども言いましたが

各務は無事に、半年のフィリピン語学留学から帰国しました。

この半年間、苦しい時期もありましたが、

素晴らしい仲間と共に、たくさんのことを学び、

新たな人生の可能性を引き寄せることができました。


新しい夢もできました。

一生かかっても終わらない、素敵な夢です。



今は故郷で、その準備や勉強を続けているんですが、

ドタバタの時期がようやく過ぎてやっと、
地元の空気などを楽しめる余裕が出て来ました。


五宝の滝

4月中旬にも関わらず満開



ここは日本。
そして故郷の岐阜。


空気が、澄み切っている。


日本中を纏っている言葉にできない凛とした「何か」を、しっかりと感じられます。


うん。

やっぱり僕は今は日本だ。


僕はまだ日本でやりたいことがたくさんある。



そんな僕の赤心です。



いつか、その夢も君に共有したいと思っています。



頑張ります。




先に1つ報告を。



リスナーのみなさんから、とっても嬉しい連絡をArtrandomのLINE@からもらっています。

(ちなみにLINE@はこちらから登録できます。いつでも登録可能です!是非とも!!)


「新曲はいつ出ますか??」


「活動再開はいつ頃ですか??」


というものです。


本当に涙が出るくらい嬉しい質問ですが、


正直に言いますと、それはすぐには叶わなそうです。


どれくらいかと言いますと、後2年は最低かかりそうです。


すみません。


もっともっと勉強して、色々経験して、充電して、年を重ねないと僕は新しい歌を歌えなそうです。


せっかく充電するならば、最高の素晴らしいものを生み出したいと思っています。




長〜〜〜〜い目で僕とこれからも付き合ってくださいね。



宜しくお願いします!!!







さて、本題へ。

(今回のブログは長いぞ!笑)




4月初旬、フィリピン留学の締めの時期に、大きな旅をして来ました。


実は僕の祖父祖母の兄弟に当たる2名の方が、大東亜戦争終戦間近にフィリピン、レイテ島で英霊になられています。


今回、もう二度とない機会だからと、その場所へ、父と二人で慰問に行って来ました。


三ヶ根さんのフィリピン観音にて


生半可な気持ちじゃ行けないと分かっていたので、

足りない脳をフル稼働させて、必死に大東亜戦争について勉強しました。

もちろんその前後に関わる全ての事象を知らなくてはいけなくなってしまい

膨大な時間を要しました。


しかしその結果、夢に繋がるたくさんの気付きをいただき感謝しかありません。

僕の人生観がはっきりと、そして深い場所から変わったのが手に取るように分かりました。




1日目。

マニラの空港で待ち合わせ。
親父と海外旅行なんて初めて。

今更だったけどなんだか照れ臭かった。

空港で一泊し、早朝の国内線でオルモック市へ。

今までに学んだことをフル活用して旅路を進めていく。

英語を勉強してきて良かったと実感。

まずこの日はレイテ湾へ行った。





この場所は、マッカーサー元帥が上陸したとされる場所。

この日は、人はほとんどいなかった。

僕らは物思いに耽った。

このレイテ湾を目指してたくさんの英霊、所謂、大艦隊の海軍兵が亡くなったことや神風特攻隊のことを想いながら。


それにしても、マッカーサー元帥達の像、でかくねーか??笑





2日目。

この日が本番だ。

目的地は、レイテ島のビリヤバ地区と、オルモック市。

空港とホテルのあるタクロバンとは真反対に位置する。

丸半日くらいかかると考えていた。


しかし甘かった。


大体の場所はわかっていたのだが、整備されていない場所のため、住所というものがなく


1番の目的地の慰霊碑の正確な情報が手に入れられなかった。


予定の片道2時間を大幅に超え、3時間、4時間と時計は進んでいく。


途中でしばしば予定にない慰霊碑たちに出会う。

ビリヤバ地区の地元の人に写真を見せて協力を請いながら少しずつ進んでいく。
みなさん本当に親切。
彼は日本遺族会の帽子を軽やかに被っていた。黄色が似合う。

似てる?



その後も、何度も行き止まりに合う。


ドライバーのアーサーが



「大丈夫だよ。絶対に諦めない。見つけてやる。」



と言ってくれ、胸が熱くなる。


しかし、いつの間にかこんなジャングルに到着。


おいおい、アーサー、大丈夫かい。



と思いながらも車は進む。


もうここはどこなのか全く分からない。


こんな道を

進む進む。

そして


その奥の

奥の

奥の

奥に、


ついに


ありました。





後ろに見える小高い岩山は、通称カンギポット山。



日本兵たちの「歓喜」を待つ山ということで名付けられたという説もあります。
ここはフィリピン陸戦に老いて日本陸軍最後の司令部が置かれた場所。

フィリピンの方々はブガブガ山と言っていました。


まさにここで最後のゲリラ戦を繰り広げていたんです。

そして、バタバタと倒れていった場所だそうです。
主に餓死と病死だそうです。
約3万人の日本兵の方々の最後の場所だった。



アーサー、本当にありがとう。



ここか。。。。




父と一緒にお経を読んだ後、


僕はひたすらに息を吸い、
空を眺め、雲を追い、
木々に触り、風を受け、


自分の血が流れていることを確認した。


胸騒ぎが止まらなかった。


本当の本当にここは、戦場だった。


それが、わかった。

ここに来るまで、分かっていたようで分かっていなかったことも分かった。


死に場所だった。おじいちゃんの最後の風景だった。




日本にいるときには感じられない感覚だ。


生きている。老いている。それを受け入れる。


自分の命を全うできる可能性が高い僕の命。


恵まれすぎている事実。


そして、自分はこの世界の一部ということ。


僕は、なんのためなぜ生きているとか、一応たくさん考えて来たんだけれど、

そんな現代日本の空気だけでは、到底測れないものだった。



この旅の途中、僕はたくさんの涙を流した。

この旅の終わり、僕の心には、哀しみと、誇りと、自信があった。


その後訪れたオルモック氏の慰霊碑。

岐阜県慰霊碑建立奉賛会による



2011年3月11日から。

「東日本大震災」
「原発」
「核兵器」
「戦争反対」
「平和憲法」

など

何も知らなかったこれらの言葉の真意を知りたいと始まった僕の勉強の旅は、


こうして1つ幕を降ろすことができた。


さぁ、この次のフェーズへ。

見送ってくれた虹。ビリヤバにて。



次に音楽を始めるときは、史上最高更新の、とびきりのものができると確信している。


行くしかねぇ!!!


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『魂のために

こんな僕の魂をすべて込めた10曲入りの力作最新作です。
ぜひ、よろしくお願いします!!!

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Artrandomフルアルバム

『魂のために

-収録曲-
1.BRAND NEW HOPE -new ver.-
2.自由への旅券
3.SINGAGER -new ver.-
4.風の向こう側
5.21g
6. -new ver.-
7.CHASING A RAINBOW
8.AUTUMN BLUES -new ver.-
9.マリンスノウ
10.ゆかり

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Artrandom

それでは来月また会いましょう。



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