特別じゃない僕たちの特別なもの

先日の路上ライブ、久々のバンド形式。
楽しかった！

最終的にポリさんに止められちゃったけど、１時間程新宿の夜にArtrandomを響かせられた。
夜の都会の空に自分たちの歌がしみ込んでいく感じがかなり好きなんだ。
まだまだ歌っていたかったけど、
寒い中ずっと聴いていてくれた君、本当にありがとう。

次回からも温かい紅茶(僕が淹れます。水にも拘ります。微糖です。)を出す予定なので、
良かったらそれで暖をとってください。



さて、先日の今中の話にもあったけれど、12月22日@新宿ACBホールを皮切りに、来年１月末、２月末、４月中旬に、Artrandomが主催するイベントを考えています。
今までのライブハウスでのブッキングとは全然違う、生でArtrandomを聴くということに敷居を低くし(要は安くして)、飲み物・フードもより楽しめること、１バンドの出演時間をたっぷり取ってあることなどに特化したイベントの予定です。

楽しみにしていてください。順を追って詳細を発表します。

そして、都合がついた場合には是非遊びにおいでください。



僕たちは何一つ特別じゃない。

見た目も、身体能力も、音楽に於ける才能だって。
苦しんで悩み悶えていることさえも、ありふれた平凡なことそのものなんだろう。

だけど、君が笑いたい時、泣きたい時、心がどうしても震えてしまう時、僕たちは特別な存在になって君のそばにいたいと思う。

音楽は不思議だ。
余分なもの全て引き剥がして、本当の僕の球根を埋める。
この球根には闇や、粗末な理想、愛、純真、そういったものがぎっしり詰まっている。
そして、それに水をやって、花を咲かすのは君だ。
その花には、君が水をやった想いが咲くんだ。
それを見逃さず、僕はまた前に進む。

それだけでいいんだと思う。
僕が出来る唯一の魔法だ。
心の世界を表す言語たちを信じたい。

生きていく魔法だ。
そういう生き方をしたいんだ。
生きた証を遺していくよ、今日も明日も。

あぁ、本格的に寒くなってきた。
東京でも、星が綺麗だ。なぁ君も、見上げてごらん。
僕らはあまりに小さい。

Artrandom
各務