掃除をしていたら、二年前に使っていたメモ帳を見つけた。
そこに、怒り狂ったような字で殴り書きしたページがあった。
そしたら、こんな詩が書いてあった。
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【境界線】
ここにハサミがある
ここにライターがある
一歩家から出れば、轟音と共に車もバイクも走る
駅に行けば、電車は走る
高層ビルも建ち並び
気付けば、ああ、このボロアパートも二階建てだ
この街の、この国の人々のために曲を作る仕事があれば良いのになぁ
魚が泳いでいる
水槽の中で
狭くるしいよな
割ってやるよ、この俺が
キョウカイセンハ
イツモアイマイダ
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この頃から、僕はあまり変わっていないんだな。
そんな気がする。
僕は少し安心した。
Artrandom
各務
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