外に出てふと見上げた。
湿気混じりの重厚で立体的な空は
いつの間にか無くなっていて
澄み切った空気の先に
鋭く光る星々と
冬を待ち侘びている空があった。
そして、ふと思い出した。
ちょうど1年前、
GRAPEVINEというバンドの[光について]という曲を初めて聴いた時
亮介がすごく感動していたこと。
ケイちゃんとArtrandomを組む直前に池袋の串揚げ居酒屋に言って
今までのことやこれからの夢を語り合ったこと。
1年というのは、短くて遠い。
本当に生きていたのかさえ忘れてしまいそうだ。
あの時に大切にしていたものが無くなったり
無くなったと思っていたものが急に返ってきたり
色々だ。
僕たちは共に、変わってゆく。
そして、生まれ変わってゆく。
昨日より今日が素晴らしい日なんて
分かってる
そんなこと
当たり前のことさ
そんな歌を
もう何千回も聴いたこの歌を
今日も口ずさんで
寝よう。
Artrandom
各務
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