飛べない鶏肉

前回のブログの最後に「次回は細小路京が初投稿！」と書いたのだけど、今日は文章を書きたい気分だったので一回飛ばし。

またしてもArtrandomのベーシスト今中亮介がお届けします。

先日以前の職場の後輩と飯を食っていた時の事。

仕事があまり上手く行ってないみたいで珍しく先輩ぶって相談に乗ってみた。

彼はお世辞にもあまりその仕事には向いている方ではない。

特別コミュニケーション力がある訳でも知識がある訳でもない。

骨と皮と誠実で構成されているような男である。

そんな彼も中心になって業績を伸ばすリーダーの立場になったらしい。

それであんまり向いてなくて上手く行かないと。

うん、向いてないだろうね！

本人にも二回言ったけど本当に向いてないと思う（笑）

でもそれも良いよね。

例えば人間を鳥に例えてみる。

空を飛べる鷹は泳げないでも責められないし、見た目が美しい雄の孔雀は飛べなくても泳げなくても責められない。

だからペンギンが飛べなくてもカラフルじゃなくても責められないよね。

みんなが最初にイメージする鳥は空を飛んでいるのだけど、必ずしもみんなのイメージに迎合する必要はないのだよ。

だから変に飛ぼうとするペンギンは目指して欲しくないね。

そのままで大丈夫だから、ちゃんと泳ぎきりなさいと。

珍しく先輩らしい事を言ったら、彼は「ありがとうございます。でも僕は鳥じゃないです」と。

ありがとうと言える所は評価しよう。

しかしそこじゃないだろ（笑）

まぁそう言う馬鹿みたいに直球な所が良い所なんだけどね。

さて、君は無駄に飛ぼうとするペンギンになってないかい？

今の生活は憧れている生活とは違うかも知れないけれど、それはそれで凄く素晴らしい生活だから楽しんで欲しいな。

そんな素敵な体験をして実感が湧いたら、飲みに行こう。

君の素晴らしい部分を俺の発見と少しだけ共有しようよ。

少しだけ分けて。

そうやって君も俺もArtrandomも大きくなって行ければ素敵な事だよね。

さて次回は細小路京が初登場か？

それとも日本に再上陸した各務結揮か？

乞うご期待!!